ブラック企業をなくすにはブラック企業で働かないことが一番
ブラック企業は悪。
まぁ、ブラック企業が正義って公言できる人はいないですよね。
ブラック企業の定義は色々ありますが、残業代を払わないとか休日をもらえないとか。
この世の中にブラック企業がなくなればいいと思いますか?
でも、なくならないんですよね。
なぜかというと、西村ひろゆき氏の言葉を使いますけど、
ブラック企業で働く人がいるから
なんですよね。
そもそもなんでブラック企業が存在するのかというと、これも西村氏が言っていた事ですけど、
ブラックは儲かるんです
それは色々ありますが、会社を経営する側からすれば人件費(コスト)の差は大きいですよね。
例えば百均で売っているハサミ。
これって買う側からしたらなんも意識しないことですけど、百均の会社はできるだけ安くハサミを仕入れたいわけです。
そこでハサミをどこから仕入れるかというと、
ホワイト企業は20円であなたの会社にハサミを提供しますよ!
ブラック企業は10円で提供しますよ!
と言ったとしたら。
百均の会社は当然10円のブラック企業のハサミを選びます。
百均の会社にとっても、ハサミの購入者からしても大本のブラックハサミ企業なんて関係ありません。
百均は安く仕入れたいし、購入者は製造元なんて見ません。
必然的にブラック企業が選ばれて、ホワイトが負けるんですよね。
これはハサミじゃなくても全部そうです。
ブラック企業はコストを減らして商品やサービスを提供するから選ばれるんです。
じゃあブラックを減らすにはどうするかって。
ブラック企業で働かないことですよね。
でも、これも難しいです。
会社がブラックかどうかなんて入ってみないと分からない事が多いですし、入った後でブラックだとしても何もできないと考えるのが普通です。
一番いいのはブラック企業に入らないことですが、もし入ってしまったら労基に通報する。
これしかないんですけど、これをしないでみんながブラック企業に入って労基に通報しないでそのまま辞めると、ブラック企業はまた人を雇うだけ。
なので、西村氏が言うように、
ブラック企業で働いている限りホワイトな会社が潰れてしまうんですよ、勝てないからブラック企業に。
真面目に従業員に給料払っている会社が。
ブラック企業で「俺はブラック企業で働いているのに残業代削られて大変だよ」って言っているけど、あなたは社会に迷惑をかけています、これを自覚してください。
極端に言えばこうだと思います。