何が起きても他人や何かのせいにしないで全部自分が悪いと思うと成長できる
人間ってなにか嫌なことや悪いことが起こると、その原因を自分以外の何かのせいにしたくなるものです。
このブログでよく書いている禁酒を例に出すと、禁酒の失敗はもちろん酒を飲んでしまうことですが、
- イライラしたから
- 眠れないから
- どうしても飲まないと行けない状況だったから
- 無理やり飲まされたから
- 我慢の限界がきたから
こういった理由で酒に手を出す時は全部自分以外の何かのせいにしているので、その時は自分が悪いとは思っていません。
自分をイライラさせた他人が悪い、眠らないと仕事に支障が出るからといって仕事のせいにする、本当は飲まない事もできるのに周りの環境のせいにする。
まぁ、仕方ないんですよね。
何かのせいにして酒を飲むことを正当化しないと、その時は飲みたくてしょうがないんですから。
その時はそれでもいいと思います。
でも、後になってそれを反省しないで、いつまでも他人や環境のせいにしていると成長することはできません。
飲んでしまったのは仕方がないことですが、その後に「飲んでしまったのは全部自分のせい」だと反省することが大事です。
全部自分が悪いと思って反省することで人間は成長できます。
- イライラした原因はなんだったのか?
- 眠れない原因はなんだったのか?
- 本当にどうしても飲まなければいけない状況だったのか?
- 無理やりではなくて断ることもできたんじゃないか?
こうやって飲んでしまった原因をひたすら考えると、自分にだって悪い所があったのに気づくことができるはずです。
そしたら、次回からはその反省を生かすことができます。
でも、全部他人や環境のせいにしてると、またチャレンジしたところで同じ失敗することは簡単に想像できますよね。
今は禁酒を例に出しましたが、仕事や人間関係など全部そうです。
悪いことやうまくいかない事があると、つい何かのせいにしたくなってしまうものですが、まずは常に「全部自分が悪い」と自分に責任や問題がなかったのかを考えるのが大事だと思います。
周りの人や環境を変えることは難しいんですが、自分を変える事は努力でなんとかできます。
もし考えた結果、自分自身に全く問題がなかったとしても、
- 他人をフォローすることはできなかったのか?
- 何か事前に回避する方法はなかったのか?
- 他に方法はなかったのか?
こうやって色々な事を考える事で、更に成長できると思っています。
何かのせいにして逃げるのは簡単です。
何かのせいにして自分を正当化することで、一時的に気分が収まるかもしれません。
でも、私の今までの経験上、そうやって何かのせいにしてもロクな結果になったことがありません。
なので、何が起きても他人や何かのせいにしないで、まずは全部自分が悪いと思うようにしています。