禁酒・断酒中の人はよく酒を毒だとか酒は百害あって一利なしとかいうけど
よく酒をやめている人はよく言います。
- 酒は百害あって一利なし!
- 酒は毒だ!
逆に酒をやめているのに、
- 酒はやっぱり素晴らしい
- 酒が飲めないなんて人生の半分を損している!
なんて言う人も見たことはありませんけど、自分はどちらかといえばやっぱり酒はいいものだと考えるほうです。
初めて読む方の為に一応書くと、私は現在禁酒中です。
禁酒を初めてから1年5ヶ月くらい経ちましたね。
更に言えば、酒をやめたきっかけは飲み過ぎによる肝硬変で、これ以上飲むと本当に死んでしまうと自分の中で確信したからです。
そんな酒で散々な目にあってはいますけど、酒は毒だ!とかそういったことを言うつもりは全くありません。
だって、体を壊したのは自分が悪いだけですし、酒は適度に飲むことができれば最高とまではいきませんが人生を楽しくしてくれるものだと思っているからです。
どんな理由で禁酒をしている人でも、酒をやめなければいけない状態になっているのは全てその人が悪いと思います、
現に、生涯禁酒とは全く無縁で酒を楽しく飲み続けている人だっています。
そんな人に「酒は毒だし飲んでも全くメリットがないからやめたほうがいい」なんて言えないですよね?
まぁ、酒を毒だと思うのはその人の考え方なんでそれはそれでいいんですけど、それを口に出したりブログで酒を批判し続けるのはどうかなって思ったんです。
それになにより、そういう風に酒を悪く言っている人だって禁酒せざるを得ない状況になるまでは酒を楽しんでいたはずですし、その時だって心のどこかでは酒の飲み過ぎはよくない事だって感じていたはずです。
それなのに、禁酒を始めたからって鬼の首を取ったように「酒は毒!」と言うのはちょっと違うんじゃないかなって思ったんです。
私はこれからも禁酒を続けるつもりですが、今でも酒は好きですし自分で上手にコントロールして飲めるなら飲みたいと思っています。
とはいっても間違いなくコントロールして飲む事はできないですし、今度こそ本当に死んでしまうのが分かっているから飲みませんけどね。
禁酒せざるを得ない状況になったのはその人の責任です。
禁酒をしなければいけない状況を作ったのもその人です。
最後にはっきり言ってしまいますが、酒に責任を全てなすりつけるのはみっともないと思います。